今回は、野蛮のプロポーズのネタバレあらすじ全話解説しつつ、最終回の結末を考察していきます。
韓国の原作小説のコミカライズ版で、滅亡寸前のナウクの姫と侵略してきたブラックとの政略・嘘・愛が絡み合う大人のラブストーリーです。
突然届いたブラックから求婚に、リエネは国を守るために子どもを身籠ったという嘘をついて対抗します。
しかし彼の答えは予想外のものだった――。
見どころは、二人の緊迫した関係と、揺れ動く感情の描写です。
改めてこの記事では、野蛮のプロポーズのネタバレあらすじ全話解説しつつ、最終回の結末を考察していきます。
また、韓国の大ヒット小説を原作についても触れていきます!

まだまだブラックの奥底が見えてこないですね!気になる作品です!
野蛮のプロポーズあらすじ!


貧しい王国・ナウクは、長年続く干ばつにより滅亡の危機に瀕していた。
さらに、残忍で最恐と恐れられるティワカン傭兵隊に城を包囲され、状況は悪化の一途を辿っていた。
そんな中、王国の姫であり君主でもあるリエネ・アルサクの元に、隊長ブラックから突然の婚姻の申し出が届く。
リエネにはシャルカ王国に援軍を求めに行った恋人がいたため、家臣たちは猛反対。
しかし、恋人は戻らず、食料も底をつき、兵士や民は戦意を失っていた。
リエネは城と民を守るため、ブラックの求婚を受け入れる決意をする。
今後どのような展開となるのか・・・。
野蛮のプロポーズネタバレ全話!


それでは、さっそくネタバレ全話していきます!
野蛮のプロポーズネタバレ第1話
干ばつによって民は飢え滅亡寸前の王国ナウク。
城はティワカン傭兵隊によって半月もの間包囲されていた。
王国の姫であり君主でもある リエネ・アルサク のもとに、ティワカン傭兵隊の隊長ブラックから 婚姻の申し出が届く。
ティワカン傭兵隊は「野蛮人」と恐れられる最強の傭兵団。
リエネには恋人がいるため家臣たちは猛反対するが、その恋人は母方のシャルカ王国へ援軍要請に向かったまま、いまだ戻らない。
城を包囲されてから半月、補給路は断たれ、食料も底をつき、兵士たちの士気も完全に失われていた。
もはや ブラックの求婚を受け入れることだけが、民と城を守る唯一の道となっていた。
リエネは悩み抜いた末、婚姻を受け入れる決断をする。
婚姻の儀式は城の外郭で行われることになったが、時刻を過ぎても肝心の ブラックは現れない。
彼の名はブラック。
戦争の神と人間の女の間に生まれた男と噂され、恐れられる存在だ。
毅然とした態度を崩さず臨もうとするリエネだったが、そのとき 外から戦闘の音 が鳴り響く。
一縷の希望を抱いてその場を立ち去ろうとするが、突如目の前に 黒い影の大男ブラックが立ちはだかる。
彼は異様に大きな体躯に黒衣をまとい、血の匂いを漂わせていた。
そして、何より 青く光る瞳 は神秘的でありながら、どこか恐ろしさを感じさせる。
ブラックは遅れたことを謝罪し、奇襲を受けたが敵を打ち取ったと平然と告げる。
そして、手に持っていた剣をリエネの前に差し出した。それは リエネの恋人の剣 だった。
ブラックは、その剣の持ち主である恋人が求婚を断る理由であることを知っていた。
すべてを見透かされ、それでもブラックの求婚を避けるため、最後の賭けに出る。
恋人と枕を共にしすでにお腹には子供がいます。
もし子供が生まれれば、ブラックは王の座に就くことができないそう考え、彼に婚姻のメリットがないと思わせようとしたのだが、ブラックの返事は予想を超えるものだった。
統治権はその子供に渡す。
リエネはいただく。と。
ブラックは冷徹にそう言い放ち、婚姻を受け入れる意志を示すのだった。
野蛮のプロポーズネタバレ第2話
リエネの賭けは失敗に終わり、その日はなんとか無事に城へ戻ることができた。
力でナウクを奪うことが目的ではなく、血を流さずに城を手に入れたいと考えているようだ。
そして彼は、ナウクだけでなく リエネ自身をも欲している と宣言する。
その言葉には何か事情がありそうだが、今はまだ明かされていない。
一方、リエネは 亡き恋人の思い出 に涙しながらも、ブラックをどうにか騙す方法を考える。
しかし彼はすべてを見透かしているかのように振る舞い、果たして騙し切れるのか不安は増すばかりだった。
リエネの悩みはそれだけではない。
ティワカン傭兵隊による包囲はナウクの財政をさらに悪化させていた のだ。
補佐官は税金の引き上げを提案するが、 20年に及ぶ干ばつ で苦しむ民の負担を増やすことはできない拒否。
ブラックとの婚姻話が進んだことで一時的に抑止力にはなったものの、さらなる危機が迫っていた。
リエネの恋人は クラインフェルター家 の甥であり、国の大議長であるリンドン・クラインフェルターの計画の一端を担っていた。
リンドンは、甥との婚姻を通じてナウクを手中に収めるつもりだったが、甥の逝去、ブラックの求婚を受け入れたことで、その計画は白紙 となった。
今後リンドンが 何らかの行動 を起こしてくることは間違いない。
そんな中、補佐官からは 恋人の葬儀を公式に行うべき という提案がなされるが、ブラックへの礼儀を欠く と判断し、まず彼に相談することにする。
葬儀のための遺体はブラックが運んでくることになり、リエネは彼を迎える準備を整える。
その準備中、リエネは侍女に対し、 賭けでついたお腹の子供の嘘 をさらに信憑性のあるものにするため、お腹が目立つように工夫したいと相談していた。
そこへ、ブラックが現れる。
野蛮のプロポーズネタバレ第3話
ブラックは逝去した兵たちの遺体を城へ運び届けた。
もちろんその中には、リエネの恋人の遺体もある。
そして、リエネに対して婚礼の話を進めたいと申し出る。
ブラック側の要望は「半月以内の婚姻 」。
礼服の準備 や 財政状況 の問題から、それが難しいと打ち明ける。
すると、ブラックの側近 フェルモス が婚約記念の贈り物として 金貨 を差し出すのだった。
さらにブラックは、
- 傭兵部隊を 王室の守護騎士団とすること
- 自らその費用を支払い、アルサク家を守護すること
を提案する。
ブラックが自ら負担すると述べるこの申し出は、メリットが一切ないものであり、リエネはその真意を測りかねる。
干ばつ続きで財政的価値がほとんどないナウクを誰も欲しがらないし、これほどの兵力も必要ないと反論する。
そんなリエネに対し、ブラックは意味深な言葉を告げる。
ルサクの騎士団長である クラインフェルター卿 を欲しがる者がいる。
ブラックの言葉の真意は依然として謎に包まれたまま、婚姻は 事実上の同意 とみなされ、その場は一旦解散となる。
その後、ブラックと二人きりになったリエネは、息が詰まるような重圧を感じ、気分転換に 庭園への散歩 を提案する。
しかし季節は冬、庭園の木々は葉を落とし、殺風景な景色が広がっていた。
何もない場所に連れてきてしまったことを謝罪するがリエネがいるからと告げる。
その言葉の真意が分からず、リエネは戸惑うばかりだった。
その瞬間、ブラックが突然「 動くな 」と制止する。
リエネが呆気に取られていると、矢が飛んできた。
ブラックは瞬時にリエネを庇い、矢から守るのだった。
野蛮のプロポーズネタバレ第4話
突然、リエネに向けて放たれた矢をブラックが背中で受け止めた。
ナウク兵士たちは必ず生きたまま捕まえろという命令のもと、犯人の追跡に全力を尽くしていた。
この犯行がリエネの結婚に反対する者の仕業なのか、それともナウクを陥れようとする陰謀なのかはわからない。
しかし、協定が白紙に戻る可能性を恐れたリエネは震えが止まらなかった。
傷を負いながらも、リエネが一人では歩けそうにないと感じたブラックは、彼女を支えながら城内へと入った。
この記事では、のネタバレを含む最終回の結末や魅力を徹底解説します
医師からは熱が出る可能性があるため、しばらく安静にするよう指示された。
予想どおり、ブラックは高熱を出して寝込んでしまう。
侍女が汗を拭くためのタオルをリエネに渡しながら触れるのが嫌なのになぜ婚姻をするのかと尋ねてきた。
リエネは、自分でも整理できない感情を言葉にしようとした。
耐えられないほど嫌というわけではない。
でも、触れたくないし、嫌ではある。
でも、気持ち悪いというわけでもない。嫌だけど、嫌じゃない。
自分の気持ちが何なのか、リエネは全く理解できずにいた。
その時、意識が戻ったブラックが、リエネの言葉を聞いていたようで、耐えられないほど嫌ではない、とは具体的にどのくらいのことなのかと問いかけてきた。
野蛮のプロポーズネタバレ第5話
ブラックはリエネの髪にそっと触れ、どのくらい平気なのかを確かめようとしていた。
彼はどのくらい耐えられないほど嫌なのかを具体的に知りたかったのだ。
さらに、リエネの唇や口元、首筋に触れ、どこまでが嫌で、どこまでが許容範囲なのかを試そうとする。
しかし、リエネは恥ずかしさに耐えきれなくなり、触れることを拒絶した。
そこでブラックは尋ねる。
これ以上何に耐えろというのか婚姻し、普通の恋人のような関係になることを望んでいるのかと。
一方で、ブラック自身もリエネに何を望んでいるのかがはっきりとはわかっていなかった。
ただ一つ確かなのは、リエネを誰にも奪われたくないという強い思いだった。
どうしたらリエネに受け入れてもらえるのか。
そう問いかけるブラックに、リエネはナウクのためにも、この婚姻をより確固たるものにしたいと考えていることを伝える。
そしてリエネは一つの提案をする。ナウクを手に入れるだけにして、壊したり滅ぼしたりしないでほしいと願い出たのだ。
ブラックはその条件を受け入れる見返りに何をくれるのかと問う。
それに対しリエネは、自分のすべてを全力でブラックに捧げると約束する、と答えた。
その約束を了承したブラックは、リエネに深く口づけをする。
熱いキスを交わす二人だったが、ブラックが病人であることを思い出したリエネは、これ以上は控えようと部屋を後にした。
その後、ウェローズ卿が現れ、矢が放たれたと思われる場所からクラインフェルター卿の弓の装飾が見つかったと報告する。
この発見により、クラインフェルター卿が生きている可能性が浮上したのだった。
野蛮のプロポーズネタバレ第6話
クラインフェルター卿が生きているのだろうか?
誰かが彼の弓を使用した可能性もあるが、遺体がしっかり確認されていないことが気になる。
棺を開けてみると、装備は確かにクラインフェルター卿のもののようだが、中身は別人だった。
どうやら、ブラックと戦うつもりの者が仕組んだことのようだ。
その場にブラックの側近が現れる。
側近はなぜここにいるのか、そのような習慣はなかったはずだと詰め寄る。
さらに、ブラックに報告しなければならない何かがあったのかと問い詰めた。
その場でリエネは、ブラックとの結婚を本物にすると決意したこと、そして最後の別れのために来たのだと説明する。
側近は一応納得した様子でその場を立ち去るが、リエネは本当に信じてもらえたのか不安を抱く。
ウェローズ卿は、リエネに婚姻の意志を確認する。
クラインフェルター卿の忠誠心を信じるのか、それともブラックの熱烈な愛を受け入れるのかと問いかけた。
もしブラックと婚姻するなら、彼を守る義務が生じる。
だがリエネはまず、クラインフェルター卿の遺族に訃報を知らせ、葬儀について相談しなければならないと考えた。
そして、直接会って話したいとウェローズ卿に伝え、密かに準備を進める。
ただし、ティワカンたちに気づかれるわけにはいかない状況だった。
一方、側近はブラックに報告を行っていた。実はブラックはすでにクラインフェルター卿が生きていることに気づいていたらしい。
リエネが裏切る可能性もあると考えつつ、ブラックは彼女がどのような選択をするか、いずれわかるだろう。
今は放っておけ」と命じる。
それでもブラックの頭から離れないのは、リエネとの約束だった。
矢がリエネに当たるようなことをした奴が彼女の恋人だったのかと思うと、怒りがこみ上げるブラック。
静かにだが確かに、あの時息の根を止めておくべきだったと心の中で呟くのだった。
野蛮のプロポーズネタバレ第7話
クラインフェルター卿がまだ生きているかもしれないという可能性が浮上したものの、その事実を隠さなければならないため、ナウクは表向き「葬儀中」となっている。
そのため、リエネは喪服を着てブラックのもとを訪れた。
しかし、リエネの心には複雑な思いが渦巻いていました。
この状況でも何も知らないふりをして、ブラックと接しなければならないのです。
具合が悪かったブラックが先日の出来事を覚えているかどうか、リエネは気にしていました。
今後どのように接するべきか、悩むリエネ。
とりあえず食事を持って彼の部屋を訪れ、部屋の前にそっと置こうとしたその瞬間、扉が突然開き、ブラックが立っていました。
リエネが食事を渡すと、ブラックはリエネの喪服について喪服が心配と指摘してきました。
服が大きすぎるのか、それとも体が貧相に見えるのか、リエネは少し気にし始めます。
さらにウェローズもリエネの喪服について驚いていました。
どうやらブラックやウェローズたちは、リエネの喪服姿が露出度が高すぎることを心配していたようです。
その後、ブラックは目を閉じるか部屋から出ろと命じました。
リエネは、まだブラックに対して勘違いをしている部分もありましたが、それでも彼の世話をすることを決意。
ブラックの熱は下がったようで、包帯はきれいになり、交換したばかりの様子でした。
するとブラックは、触れるのが耐えられないわけではないなら、包帯を交換してほしいと頼んできました。
どうやらブラックは先日の出来事を覚えていたようです。
しかしリエネは、現在の状況がどうにもおかしいと感じていました。
すでに清潔な包帯を交換することの矛盾、そして侵略してきたブラックの体に触れることを嫌だと思わない自分――
そのどちらも彼女にとっては不思議で仕方がなかったのです。
野蛮のプロポーズネタバレ第8話
リエネは以前にも同じような状況があったことを思い出していた。
それは、クラインフェルター卿が乗馬中に木の枝が腕にあたりケガをした時のこと。
子供のようにリエネの手を握り泣いていた。
正直忙しいから手を放してほしいと思うリエネだった。
するとブラックは、恋人と別れは済んだかと問いかけてきた。
別れは済んだことを言うと、ブラックは後はリエネが約束を守るときまで待つと・・。
そして不明瞭なことが嫌いだという。
それは、恋人が偽物で婚姻を事実にするため別れも事実にしろということだ。
リエネもあいまいなことは嫌だと、過去を忘れ約束を守るとブラックと口づけをした。
その後リエネは、クラインフェルター家に逃げるように助言をしに向かうことにした。
気づかれるかもしれませんが、ナウクとクラインフェルター卿全員が助かるには直接言いあきらめさせるしかないとふんだのだ。
その後、着替えをもってきた使用人に着ている喪服は露出が多すぎてダメだと指摘を受け、散々喪服に驚かれていたことが腑に落ちた。
どうやら初夜の時に着るような服だったようです。
その後着替えさせられクラインフェルター家に向かうリエネだった。
その行動はすぐにブラックに報告されてしまい今後どのような展開になるのか。
野蛮のプロポーズネタバレ第9話
リエネがクラインフェルター家に到着すると、迎えに出たのはリンドン大議長だった。
今回の訪問の名目は、クラインフェルター卿――つまりリンドンの甥の訃報を伝えること。
しかし、リンドンは甥の逝去を聞かされても、哀しみの色を見せるどころか、どこか余裕を漂わせていた。
リエネは、その態度からクラインフェルター卿がまだ生きている可能性を確信する。
さらにリエネは、もうひとつの要件を伝えることにした。
間もなく行われるティワカンとの婚姻の儀への出席を願い出たのである。
しかし、リンドンはその申し出に対し、冷笑を浮かべた。
ナウクの婚儀に出る気はないという意思を示したのだ。
それでもリエネは怯まず、むしろこの婚姻を受け入れないほうが得策ではないと説得を試みる。
すると、リンドンはさらに追い打ちをかけるように、リエネを侮辱する言葉を並べ始めた。
まるでリエネが価値のない存在であるかのように扱い、容赦なく突き放そうとする。
その態度に怒りが頂点に達したリエネは、近くにあった花瓶をリンドンの足元に叩きつけた。
砕け散る陶器の音が響き、しばらく押し問答を続けていると、隠れていたクラインフェルター卿が耐えきれず姿を現した。
二人きりで話す事になると、クラインフェルター卿は彼女に駆け寄り、まるで子供のように抱きついて泣きじゃくった。
しかし、リエネにとってこの行為は耐え難いものだった。
彼女は冷静さを保ちつつ、すぐにここを離れるよう命じた。
しかし、クラインフェルター卿はその言葉を受け入れなかった。
それどころか、彼を追い出そうとするリエネに逆上し始める。
ここから去らなければ、矢を放ったのがクラインフェルター家のものであると判明し、一族はお家断絶となる。
結果的にナウクの混乱がさらに深まることになり、それを避けるためには彼がここに留まるしかないという考えだった。
納得ができないクラインフェルター卿は、最後にひとつだけ確かめたいことがあるとリエネに懇願する。
それは、リエネが本当にブラックを愛しているのかどうかという問いだった。
彼は、そしてブラックを愛しているからこそ自分を見捨てるのだと確信しているようだった。
その言葉にリエネは呆れ、これ以上何を言っても通じないと悟った。
そして最後に、ナウクとクラインフェルター家の未来のためにも、すぐにここから出ていくよう命じたのだった。
野蛮のプロポーズネタバレ第10話
リエネはクラインフェルター家から帰ろうとするが、門番に行く手を阻まれる。
護衛もおらず、たった一人で取り残された状況に、罠にはめられたことを察する。
そこへリンドン大議長がミロード大司祭を伴い現れる。
何が起きているのか理解できないリエネだったが、今から婚姻の儀を執り行うと告げられる。
突然の展開に動揺しながらも、誰の意志なのかとリンドンを問い詰めると、それはリエネとクラインフェルター家の意向だという。
ここでリエネは、クラインフェルター家の卑劣な策略を改めて思い知る。自分の見通しの甘さを悔やみながらも、恋人だったラフィット・クラインフェルター卿はすでに逝去しているはずだと考える。
しかし、婚姻の相手は彼のいとこであるロペスだと告げられる。
リエネの目の前にいるロペスは、明らかにラフィット本人だったが、彼自身も婚姻の意思があるようだった。
リエネが言葉を発する隙も与えられないまま、ロペスは彼女の口を手で塞ぎ、大司祭が婚姻の儀を始める。
抵抗するものの、男の力には敵わず、リエネは心の中で助けを求めるしかなかった。その時、扉の外から大きな音が響く。
続いて、斧のようなものでドアが激しく叩かれ、破壊される音がする。やがて、扉の向こうから低く響く声が聞こえた。
扉を開けるようにという命令が下る。
その声を聞いた瞬間、リエネはラフィットの手を振りほどき、ティワカン卿の名を叫ぶ。
そして、ブラックは扉を破壊するようにと命じるのだった。
野蛮のプロポーズネタバレ最終回結末!


それでは、現段階での展開を踏まえ、物語の結末を考察します。
リエネとティワカンの関係は愛へと発展する
ティワカンはリエネに対して単なる「征服者」ではなく、 強い興味や執着 を見せています。
リエネの嘘(恋人との子供を身籠ったという話)にも動じることなく、「リエネ自身」を欲しいと宣言するティワカンの言葉には、すでに愛情の片鱗が感じられます。
一方のリエネも、ティワカンの誠実さや優しさに少しずつ心を開き始めています。
彼の行動や言葉が真実味を帯び、次第にティワカンの存在が頼もしいものに変わっていくでしょう。
最終的には、 リエネとティワカンは互いの信頼と愛情を深め、真の夫婦となる 展開が予想されます。
ティワカンがナウクを包囲した本当の理由が明らかに
クラインフェルター卿を欲しがる者がいるというティワカンの言葉には、大きな伏線が隠されているようです。
- ティワカンの真の目的は別にあり、ナウクを包囲したのはリエネを守るための手段だった可能性があります。
- リエネの恋人ラフィットやその叔父リンドン・クラインフェルターがナウクを簒奪しようと企んでいる ことが発覚し、ティワカンはリエネを救うために動いているのではないでしょうか。
ティワカンが冷徹な戦士でありながらも、真に守りたいものを手に入れるため、 野蛮な傭兵隊長 という仮面の下に、優しさと強さを隠していると考えられます。
最終回では、 リエネを守るための真相 が明かされ、彼が真のヒーローであることが示されるでしょう。
リエネの嘘が暴かれ、試練を迎える
リエネがついた恋人との子供を身籠ったという嘘は、今後 避けられない試練 として彼女に降りかかるはずです。
- クラインフェルター家やリンドンがその嘘を利用し、リエネを追い詰める展開が考えられます。
- しかし、ティワカンはリエネを信じ、全力で彼女を守るでしょう。彼は嘘ではなく、「リエネ自身」に価値を見出しているため、リエネの罪悪感を受け止め、赦す姿が描かれるのではないでしょうか。
この試練を乗り越えることで、リエネとティワカンの絆はさらに強まり、嘘に隠された愛が真実へと変わる感動の結末が予想されます。
ナウク王国の再建と平和な未来
ブラックは、自身の守護騎士団としてアルサク家に忠誠を誓ってるため、ナウク王国を支えることを決意しています。
- 戦争や干ばつで疲弊し王国はティワカンの力によって再建され、 新たな平和と繁栄 を手に入れるでしょう。
- リエネもまた、真の王妃としてティワカンと共に国を守り、統治する立場へと成長するはずです。
野蛮のプロポーズは韓国小説が原作?


『野蛮のプロポーズ』は、韓国のウェブ小説が原作の作品であり、韓国国内で多くの読者から支持された大ヒット作です。
原作小説は韓国のウェブ小説ランキングで堂々の第2位を獲得し、その人気を証明しました。
韓国ではコミカライズ版が配信されると、NAVER WEBTOONの人気急上昇ランキングで1位を記録し、注目を集めています。
2023年12月1日よりLINEマンガにて先行連載がスタートし、日本の作家陣による縦スクロール・フルカラー形式で美しく描かれています。
初回は一挙20話が配信され、3話までは無料公開。4話以降は「毎日¥0」で順次閲覧が可能です。
物語は、滅亡の危機に瀕した王国・ナウクを舞台に、王国を守る美しい姫リエネと、残忍で最恐の傭兵隊長ブラック(ティワカン卿)との緊迫した関係を中心に描かれる、大人のラブストーリーです。
リエネがついた「恋人の子を身籠っている」という嘘や、ブラックの謎めいた言動、さらに周囲の逆心や陰謀が絡み合い、ストーリーの緊張感は終始高まっています。
本作の見どころは、原作の緻密なストーリーを忠実に再現しつつ、絵の美しさとキャラクターの感情表現が際立つ点です。
特に二人の繊細な心情の変化や上品なラブシーンは、一コマ一コマがまるでイラストのように仕上げられています。
韓国小説が原作の『野蛮のプロポーズ』は、今後の展開や二人の関係の行方、そして王国をめぐる陰謀がどのように絡み合うのかが見逃せない作品です。
まとめ


今回は「野蛮のプロポーズのネタバレを含む最終回の結末や魅力を徹底解説しました!
野蛮のプロポーズは、韓国原作の大人気小説をコミカライズした作品です。
滅亡寸前の王国を守るため、リエネがついた子どもを身籠ったという嘘をきっかけに、傭兵隊長ブラックとの予測不可能な物語が展開されます。
嘘が引き起こす策略と陰謀、そして互いに惹かれていく二人の心の揺れが見どころです。
最終回の結末では、ブラックの真意やリエネの選択がどう描かれるのかが鍵となります。
韓国の人気小説を原作とするこの作品は、絵の美しさと緊迫感のあるストーリーが魅力。
ぜひ結末までご注目ください。
ここまでは、ネタバレを含む最終回の結末や魅力についてお届けしました!