この記事では、韓国発の大人気WEBTOON「タランタランタラン」のあらすじをネタバレありでご紹介し、最終回の結末考察をしていきます。
ロマンス小説を原作としたこの作品は、支配者エクサーと美しい奴隷ダオンの関係を中心に描かれる、激しくも儚い愛と戦いの物語です。
エクサーの彼女を手に入れるという強烈な執着心と、ダオンの知性と気高さが織りなすストーリーに多くの読者が魅了されています。
また、この作品は韓国の電子書籍サイトで配信されたロマンス小説が原作です。
「タランタランタラン」の原作小説の背景や各話の詳細な展開も交えつつ、最終回結末まで徹底解説します。
この記事はあらすじネタバレを含む内容となっていますので、物語の核心部分を知りたくない方はご注意ください!
それでは、作品の魅力を一緒に探っていきましょう。
漫画版は現在LINEマンガやめちゃコミックで人気です!
タランタランタランの原作は韓国小説?
「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」は、韓国の小説を原作とする話題作です。
原作のタイトルは【타람 타람 타람】で、2018年12月に韓国で電子書籍として出版されました。
本格的なロマンス小説で、40話の短編構成となっています。
韓国では電子書籍サイトRIDIやカカオページで配信されており、出版当初から高い人気を博しました。
現在、日本語版の小説は未発売のため、原作を読みたい場合は韓国語版を利用する必要があります。
ただし、日本では漫画版が2024年に先行配信されており、手軽に物語を楽しむことができます。
漫画版は現在34話まで連載されており、続きが期待されています。
「タランタランタラン」は、一人の女性をめぐる愛と欲望、そして壮大な戦いを描いた作品。
支配者エクサーが運命の女性ダオンを追い求め、彼女を守るために世界をも変えるという壮絶なストーリーが展開されます。
その激しくも美しいラブストーリーに多くの読者が魅了され、韓国だけでなく日本でも注目を集めています。
今後、原作小説の日本語翻訳版が登場する可能性もあり、公式の発表が待たれています。
それまでは、漫画版「タランタランタラン~鳴り響く音にのせて~」で物語の世界観を楽しむのが最良の方法と言えるでしょう。
タランタランタランのあらすじ!
吹雪の中、父や兄を失いながら必死に逃げ続ける少女ダオン。
疲労と凍傷で動けなくなった彼女は、偶然通りかかった領主ドゥルベリーに助けられます。
その後、数年が経過。ダオンの命の恩人であるドゥルベリーが死去し、名門氏族の若き指導者エクサーが彼の領地を侵略すべく軍を率いて現れます。
エクサーは圧倒的な戦力を持ちながらも、籠城を続ける城を攻め落とせずにいました。
そんな中、投降を促す手紙を送ると、返事は予想外の「拒否」。
しかも、手紙には品のある美しい字が記されており、エクサーは筆者がダオンであることを知ります。
拒否の意思を示した彼女に興味を抱いたエクサーは、ますますダオンに惹かれていくのでした。
タランタランタランネタバレ全話!
それではさっそくネタバレ全話していきます!
タランタランタランのあらすじネタバレ第1話
吹雪の夜、少女ダオンは追っ手から逃げ続けていた。
父や兄は命を落とし、ただ一人生き延びた彼女は凍えながら雪原をさまよう。
足は凍傷で赤く腫れ上がり、限界を迎えていた。
そこへ通りかかったのは、オランクの領主であるドゥルベリー。
彼は疲弊しきったダオンを助け、命を救った。
数年後、領主ドゥルベリーが亡くなり、その領地は混乱の中にあった。
そこへ侵略を目的に攻めてきたのが、名門氏族の当主エクサー率いる軍隊だった。
エクサーは、12歳でロードの称号を得た天才指揮官で、28歳の若き領主。
王から「グウィン(美しい)」という称号を授かるほどの美貌を持ち、その冷酷さでも知られる彼は、領主不在のドゥルベリー城を攻め落とすべく包囲を開始する。
一方、エクサーの野営地には、彼を婿に迎えたいと願う貴族の娘たちからの手紙が大量に届いていた。
しかし、エクサーはそうした女性たちには全く興味を示さない。
彼が望むのは、自分を夢中にさせてくれる特別な女性。
そんな中、籠城を続けるドゥルベリー城から、エクサーの投降勧告に対して門は決して開けないとの返事が届く。
その文字から、書き手が女性であることを感じ取ったエクサーは、その主がダオンであると知り、興味を抱く。
ドゥルベリー城は特別堅牢な要塞ではなく、守備も領民が団結しているにすぎない。
にもかかわらず、士気の高い守備軍によりエクサー軍は攻めあぐねていた。
エクサーは、「いつでも攻め落とせる状況」でなおも拒否するダオンに対し、「面白い女だ」と興味を募らせ、侵略の決意を新たにする。
タランタランタランのあらすじネタバレ第2話
ドゥルベリー城には、亡き領主ドゥルベリーの二人の息子、男エルビンと幼い次男がいた。
現在、籠城の指揮を取っているのはエルビンだが、臆病なエルビンにそんな事ができるわけがないとエクサーは感づく。
そして、美しく頭の良い奴隷の噂を耳にしたこと思い出し、エクサーの関心をさらに引くこととなる。
彼女は奴隷という立場でありながら、頭の回転が速く、かつてドゥルベリーの側室であったという立場から、城内で重要な役割を担っていた。
エクサーの側近は、城を攻め落とすのは難しいと報告する。
なぜなら、ダオンの指揮の下、ドゥルベリー城の守備は予想以上に堅牢だったからだ。
その理由は3つ。
まず、この地域では寒気がいつもより早く訪れており、エクサー軍にとって厳しい条件となること。
次に、城が海に近いことから、海賊が略奪に来る可能性があること。
最後に、ドゥルベリーの死後、ダオンが王宮に嘆願書を送り、王が仲裁に入ることを見越していることだ。
このように、ダオンの作戦は非常に緻密であり、エクサーは彼女の知略に対する興味をさらに深めていく。
しかし、もし王が仲裁に入れば、ダオンは城を去り二度と会うことができない。
エクサーは、どうにかして彼女に会うための策を練る。
そこで、ドゥルベリーの後妻、幼い次男の母宛てに手紙を送る。
手紙にはこう書かれていた。
私は侵略者ではなく、特別な贈り物を届けに来た。
あなたとその息子を、他の侵略者から守るために来たのだと。
この手紙を受け取った後妻は、門を開くことを決断する。
こうしてエクサー軍は、簡単に城内に入ることに成功した。
城の中を歩くエクサーは、ついに塀の上で佇むダオンの姿を目撃する。
その瞬間、彼は確信した。
この女が、俺を夢中にさせる存在だと。
タランタランタランのあらすじネタバレ第3話
ダオンを塀の上で見つけたエクサー。
しかし、彼女に近づくタイミングを逃してしまい、側近から今は控えてくださいと止められる。
そこで、エクサーは監視役としてロブという大柄な男を指名し、彼の動きを見張らせることにする。
だが、エクサーは突然腹が痛いと騒ぎ出し、トイレに行くと嘘をつき、その場を抜け出す。
一方、城の中では兵士たちが酒を飲んで緊張感のない様子。
そんな中、エクサーはダオンを見かけた塀へと急ぐが、すでに彼女の姿はなかった。
その後、彼女が井戸の方へ向かったという話を聞き、急いで井戸へ向かうエクサー。
そのタイミングで、角笛の音が城内に響き渡る。
角笛は「戻る時間」を知らせる合図だったが、エクサーはのどが渇いたと言い張り、井戸へ急ぐ。
そこにはダオンの姿があり、ついに彼女と直接対面するエクサー。
彼女の美しい顔を初めて目にした彼は、これが間違いなくダオンだと確信する。
ダオンは冷静で、エクサーに対して全く怯えた様子を見せない。
角笛の音が鳴ったため、ダオンは戻りなさいと冷たく告げる。
しかし、エクサーはのどが渇いた。水を汲んでくれないかと頼む。
ダオンはその頼みを聞き、井戸の水を持っていった瞬間、突然エクサーにキスをされる。
その予想外の行動に驚くも、ダオンは全く動揺せず、その場を立ち去る。
エクサーはダオンの冷静さと強さにさらに惹かれ、彼女に夢中になっていくのであった。
タランタランタランのあらすじネタバレ第4話
井戸でエクサーから突然キスをされたダオン。
しかし、彼女は驚くことも動揺することもなく、毅然とした態度でその場を離れる。
エクサーは自分の行動を後悔するどころか、本能のまま動いてしまったことに満足し、彼女への興味をさらに深めていく。
翌日、エクサーは城内に入る準備を進めていた。
ダオンたちが籠城を続ける中、後妻メリーから開門の条件として以下の要求が出される。
- ドゥルベリー家の長男エルビンの処刑。
- 後妻の息子である次男をドゥルベリー家の新しい領主として認めること。
メリーの要求は明確だったが、エクサーは即座にその条件を飲み込む。
城内での混乱を最小限に抑えるため、エクサーは赤旗を掲げ、開門の意思を示した。
翌日、ついにエクサー軍が城内に入る。
その後、メリーがエクサーたちを歓迎する宴が催される。
だが、ダオンは夫である領主が亡くなり、敵軍が城に入ったというのに、メリーが何食わぬ顔で敵軍をもてなしている様子に強い憤りを覚える。
宴の席では、詩人が「冬の王を倒した春の女神」をテーマにした皮肉たっぷりの詩を朗読し、城内の緊張感が漂う。
エクサーはその皮肉に苛立ちを見せるが、同時にこの城には女神のような奴隷がいると聞いていると口にし、周囲を驚かせる。
その「女神のような奴隷」がダオンであることを、エクサーは明らかに知っていた。
彼女を目の前にするための準備が進められようとしていた――。
タランタランタランのあらすじネタバレ第5話
「女神のような奴隷」、すなわちダオンに会いたいと願い出るエクサー。
彼の申し出に、後妻メリーはすぐには応じず、ダオンに対する陰口を叩き始める。
裕福な男なら誰にでも媚びを売る女だと侮辱し、彼女を貶めようとする。
しかし、そんなメリーの態度に対し、エクサーは冷たい視線を浴びせるだけで返答しない。
その威圧感に恐れを感じたメリーは、しぶしぶダオンを連れてくることを承諾する。
しばらくして現れたダオンは、予想外の姿だった。
彼女はとてつもない悪臭をまとい、まるで豚小屋に放り込まれていたかのような状態で現れたのだ。
メリーが意図的に彼女を辱めようとしたのは明白だった。
しかし、ダオンはそのような屈辱的な状況に置かれながらも、一切怯むことなく堂々とした態度で歩いてきた。
その姿に、エクサーの興味と執着はさらに強まる。
そしてエクサーは、その場で大胆にもこう宣言した。
今夜、ここの支配者としてダオンを抱く。
その宣言を受け、ダオンは冷静にエルビンは今どうしているのか問い返す。
エクサーはすでにエルビンが処刑されたのではないかと答えると、ダオンは続けてでは、後妻であるメリーはいつ始末されるのか尋ねた。
突然の質問に、エクサーは興味深そうな表情を浮かべる。
そして理由を尋ねると、ダオンは淡々と答えた。
エクサー様の目的は征服であり統治ではない。
だからこそ、忠誠心のない者に領地を任せることはあり得ません。
それに、エルビンの処刑を望むということは裏切り者である証拠。
民は、裏切り者を領主として認めません。
その冷静な指摘に、エクサーは納得し、決断を下す。
その通りだ。
エクサーは騎士たちを呼び、後妻メリー、その息子、さらに彼女に従う高官たち全員を斬り捨てるよう命じた。
その光景を目の当たりにしたダオンは、心の中で一つの覚悟を固める。
冷酷でありながらも、理性と力を併せ持つエクサーという男の本質を、彼女はさらに深く知ることになる。
まとめ
今回は、韓国発の大人気WEBTOON「タランタランタラン」のあらすじをネタバレありでご紹介し、最終回の結末考察をしました!
主人公エクサーが、奴隷の少女ダオンを手に入れるために全てを捧げる情熱的なストーリーが魅力。
漫画版は現在日本で連載中で、多くのファンの注目を集めています。愛、復讐、策略が絡み合うドラマチックな展開から目が離せません。
物語のクライマックスや結末に期待しつつ、続編の更新を楽しみに待ちましょう!
ここまでは、韓国発の大人気WEBTOON「タランタランタラン」のあらすじをネタバレありでご紹介し、最終回の結末考察お届けしました!