今回は「皇女様は未来を見通す」についてまとめました。
幽霊が見えるという特殊な能力を持ったトップ女優のイ・シア。
想定外の事故に見舞われて目が覚めると、紫亜見続けたカミーラの姿になっていました。
死ぬ運命であることを知っているシアは、生き延びるために屋敷に住み着いた幽霊の力を借りて奮闘。
果たしてカミーラとその周りにはどんな変化が待っているのか。
今回の記事ではお話のネタバレや最終回の結末をご紹介します。
皇女様は未来を見通すネタバレ全話

〇イ・シア
5歳の頃から幽霊を見る力があった。
成長し国民的女優となったため度胸や演技力が抜群。い
つもカミーラが殺される夢をみていたため、世界で起こることを覚えている。
〇カミーラ
もとは貧しかったが、実の母親とソルフェール侯爵が再婚したことにより公女になる。
シアが憑依した後は、シアの幽霊を見る力を引き継いだ。
〇ルードヴィル
公爵の実の息子かつ後継者であり、カミーラの一番上の兄。
シアの夢の中のカミーラをいちばん多く殺した人物でもある。
〇ラビ
カミーラの実の兄。
魔法使いとして優秀で、義理の父親のソルフェール公爵に認められたいと思っている。
侯爵の実子であるルードヴィルに嫉妬している。
〇アルシアン
黒魔法を操るシェフラ公爵家の後継者。
幽霊の形を見ることができるが、はっきりと見ることはできない。
幼い頃から家門の神獣の血からを受け継ぐために厳しい仕打ちを実の父親からされている。
そのため他人にたいて乱暴な対応をしてしまうことが多い。
〇ペトロ
3大公爵家の一つ、ジェイビラン家の長男。
カミーラが片思いしていた相手。
誰にでも優しくて良い人だが、それは死んだ母親にいい人でいるよう言われたから。
自分の演じている優しさを不要といったカミーラに興味を持つ。
皇女様は未来を見通すネタバレ1話
シアは14歳から積み上げたキャリアによって国民的大女優と呼ばれていました。
さらにシアには『幽霊が見える』という特殊能力があり、幽霊からもたらされる情報を伝えることで占いがよくあたるという評判です。
そんなシアはとある女が死ぬ夢を20年間何度も何度も見ていることに悩まされていました。
撮影の休憩時間中に休んでいたシアはまたその女が死ぬ夢を見ます。
しかしいつもは女の視点の夢で殺されれば覚める夢だったのに、その日はその女が殺された姿を見るという初めてのパターンの夢でした。
嫌な予感を覚えつつ撮影の仕事に戻ったシアの頭上に、突然シャンデリアが落下します。
目覚めたシアの姿はなんと、夢の女…カミーラになっていました。
状況が良く呑み込めないまま、実兄のラビが訪れます。
そのラビの偉そうな態度に、思わずラビを引っ叩いてしまうのでした。
皇女様は未来を見通すネタバレ2話
母親が侯爵と再婚したことでソルフェール侯爵家の一員になりました。
ラビはそれなりに魔法の才能がありましたが、長男であり嫡男であるルードヴィルには到底かないませんでした。
そしてそのことに嫉妬したラビはカミーラを巻き込みルードヴィルの殺害計画を立てるようになるのです。
何度もそんな夢を見ていたシアは、一度ラビを引っ叩いてやりたいと思っていたのでした。
ラビを適当に誤魔化したシアは未だ自分が夢を見ている状態なのか考えると同時に、今がラビの劣等感が加速する直前のタイミングだと気づきます。
このままだといつもと変わらず殺されるだけと思ったシアは、自分で思うように動けるようになったことを利用し自ら行動することでまずはいじめていたメイドを排除します。
一週間後、まだシアは夢から目覚めていません。
その間に自分がカミーラの体なのにも関わらず、幽霊が見えることに気づいていました。
なぜなら目の前で現料理長に文句を言う前料理長の幽霊が見えていたからです。
シアはどうしてこんな現状になったかわからず怒りを覚えるのでした。
皇女様は未来を見通すネタバレ3話
現料理長は師匠から教わった自分の料理にとても自信を持っていました。
自分の料理を残すカミーラへ自分の料理を食べれるだけありがたいと思え、と傲慢にも思っていたのです。
そんな料理長をシアは料理長の師匠である、前料理長フェロルの言葉を使って撃退したのでした。
幽霊である自分の姿を見ることができると知ったフェロルは、同じく幽霊で元執事のデリーンにそのことを伝えましたがデリーンはそのことをなかなか信じません。
数日後、シアは自分の世界へ帰れないことをようやく認め生きることを受け入れます。
そのためにはまずは自分の評判を変えようと決意するのでした。
最初のターゲットは義理の父親であるソルフェージュ侯爵。
フェロルとデリーンへ改めて姿が見えることを明かし、ふたりの協力の元ソルフェージュ侯爵の好きなものをプレゼントし好感度を稼ぐことを決行するのでした。
皇女様は未来を見通すネタバレ4話
侯爵にとって大切な花であるカスミソウを1週間かかさず飾ってくれたカミーラのことを侯爵は気にするようになっていました。
次の一手としてフェロル直伝の味の料理を軽食として差し入れます。
そこには突然死してしまったフェロルが現料理長のジェラートに伝授できなかったスープもありました。
フェロルを自分に憑依させることでスープを作らせて、侯爵へ子供のころの懐かしさを思い出させると同時にジェラートを完敗させることができたのでした。
デリーンとフェロルのおかげで侯爵へ好印象を与えることができた、ふたりへ見返りとして未練を晴らすために願いを聞くことを提案します。
皇女様は未来を見通すネタバレ5話
元執事のデリーンと元料理長のフェロル。
ふたりの願いは自分の知識で侯爵家の役に立つことと、自分の作った料理を誰かが美味しそうに食べてくれることでした。
見返りのないふたりの願いを理解できませんでしたが、自分にとってもふたりの願いをかなえることはメリットとなるためふたりの願いを聞き入れることにします。
料理を続けるカミーラにジェラートは頭があがりません。
癖物であるジェラートをおとなしくさせるカミーラに周りのものたちも変化を感じていました。
料理はソルフェール侯爵の会議の際にお客様にも振舞われます。
侯爵は口では不要なもの、と言っていますが実際は会議の時間を急遽変更して料理自慢をしたがるようになっていました。
そんななか客のひとりが、貶める発言をしてしまいます。
侯爵はその発言に怒り、料理を取り上げて自分のものにしてしまうのでした。
皇女様は未来を見通すネタバレ6話
めずらしくカミーラに話しかけたラビは、カミーラの努力を無駄だからやめるように言います。
どんなに頑張っても侯爵は受け入れてくれないだろうと。
ラビの様子からラビが幼いころの自分と重ねてみていることに気づきました。
そんなことは当たり前で、別に侯爵に認められるためにやっているわけではないと開き直ります。
目的は家族として認められることではなく、死なないこと。
シアの時から家族に恵まれなかった家族という存在は不要だと思っていたのです。
後日フェロルとデリーンの力を借りて、使用人に隠された母の形見の指輪を探すために花畑を掘り起こしていました。
毎度夢でカミーラが花畑を掘り起こす度に問題行動と非難されることにやるせない気持ちになっていたからです。
そしていじめていた使用人たちにやりかえすことを決意します。
皇女様は未来を見通すネタバレ最終回結末!

帝国に関することを調べていくうちに、エバ教団が様々な事に関与していたことを知ります。
エバ教団は聖物のアクセサリーを使用することで、たくさんの人の身体と魂を自由に入れ替えていました。
自分の能力を使って、エバ教団が行ってきた悪事や教団の教祖である皇帝のことを知り、このままほおっておくと帝国内の人々が死んでしまうと考えます。
そこでカミーラと同じように事件を調べ教団の関与を把握していた三大侯爵家の当主たちと協力し皇帝とエバ教を追放することにします。
しかし皇帝には多くの幽霊が取り憑いており、幽霊の数だけ生きながらえることができました。
皇帝の魂を消滅させるためには真名が必要ですが、それは生きているひとはおろか幽霊にもわかりません。
ただ一人皇帝の真名を知る、冬の精霊王のアイスラでから無事真名を聞き出すことができました。
そしてその真名を呼んだことで皇帝は消滅し平和を取り戻すことができたのでした。
皇女様は未来を見通すは韓国小説が原作?

「皇女様は未来を見通す」は韓国のkakaopageで配信されており、全272話で完結を迎えました。
本編209話・外伝4話・特別外伝59話という超長編小説です。

日本で連載しているコミックスも長編になりそうだね!
調べたところ、日本でも1~5巻のセットが購入できるようです。
もし韓国語が読めるのであれば原作小説を楽しむのもよいかもしれませんね。
まとめ


『皇女様は未来を見通す』について、あらすじやネタバレ、最終回結末まで解説してきました。
シアは自分の力で周りを認めさせていく力のある女性でした。
そんなシアがカミーラに乗り移ったことで、周りの人々の関係も変わっていくのが見ていて楽しめました。
また、面倒ごとは嫌いと言いつつ曲がったことが嫌いで弱いものや自分にしか見えない幽霊、自分と同じような境遇の兄のためになんだかんだ動いでしまう姿はとても魅力的だと思いました。
『皇女様は未来を見通す』は日本ではコミックスがまだ連載中です。
早く続きが見たいのでコミックスの完結が待ち遠しいですね。
待ちきれないというかたは是非原作の韓国小説にも挑戦してみて続きをお楽しみください。