今回は「皇女様はオタバレしたくありません」のネタバレを含めて考察していきます。
韓国で配信されている小説が原作の漫画「皇女様はオタバレしたくありません」。
原作の小説は全134話と外伝があり、すでに完結しています。

でもまだ日本で配信している漫画は完結していないみたい!
推しのカイロ・グレイの誕生日イベントに行く途中で、交通事故に遭い命を失った主人公は神によって大好きな推しのいる小説「無限スプラッシュ」に生まれ変わらせてもらいます。
「今すぐ、推しに会わせてください!」と願ったものの、なんとその姿は推しのカイロを目の敵にしている帝国の皇女アグネス!
カイロを嫌っているアグネスは、レイモンド・スペンサーにもこだわっているキャラクター。
いままでの彼女のやらかしからカイロの好感度もレイモンドの好感度も低いうえ、傲慢な皇女というレッテルを張られている状況になってしまっています。
そんな逆境の中でも主人公は推しであるカルロを死の運命から救うことができるのか?
そして主人公、カルロ、レイモンドの2人の恋の行方はどうなる?
今回の記事ではお話のネタバレや最終回の結末をご紹介します。
皇女様はオタバレしたくありませんのあらすじ


〇アグネス・セイント
皇居の時限爆弾と言われているが、大陸最高の美人。
主人公が最も推しているカイロの誕生日イベントに向かっているところ交通事故で死亡し転生した姿。
過去ではカイロを嫌っていたが、現在は最愛のカイロを詩の運命から守るために行動している。
〇カイロ・グレイ
黒の騎士団長。アグネスの最推し。
いままでの扱いからアグネスに敵意を持っている。
また、出身に対する劣等感からレイモンドを憎み嫌っている。
〇カイロ・グレイ
黒の騎士団長。アグネスの最推し。
いままでの扱いからアグネスに敵意を持っている。
また、出身に対する劣等感からレイモンドを憎み嫌っている。
〇レイモンド・スペンサー
白の騎士団長。主人公が転生する前のアグネスがもともとこだわっていた男性。
幼い頃に母親の最期を看取れなかったことの原因であるアグネスを嫌っている。
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ全話


推しキャラカイロの天敵であるアグネスに転生した主人公。
主人公とレイモンドを嫌うカイロ、アグネスからの思いにうんざりしているレイモンド。
3人の恋模様はどうなるのでしょうか。
これよりネタバレを含みますのでご注意ください。
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ1話
アグネス・セイントは大陸で最も麗しい美女であり、皇室の時限爆弾と呼ばれていました。
終戦記念のパーティーでお酒に酔い、暴走してしまったのです。
次の日、目が覚めたアグネスは自己嫌悪に陥っていました。
推しにビンタをしたこと、体が思うように動かせなかったこと、そしてなにより「私」が死んでしまったこと。
現代社会を生きていた「私」は推しの誕生日イベントに行こうとして交通事故にあい死んでしまったのです。
死んだ世界で神に、実は死ぬ運命ではなかったため、ミスの責任として望む世界で新しい生を送らせてくれるということで主人公は推しに会わせてくれるよう願いました。
しかし、なんと転生した先は悪役中の悪役アグネス・セイントでした。
アグネスは主人公セイントを執拗に追いかけており、そのセイントのライバルであるカイロの天敵でした。
カイロは劣等感からセイントを憎んでおり、アグネスとふたり嫌われキャラTOP2でした。
そんなふたりは互いを嫌い憎悪しているのですが、なんとアグネスに転生した「私」はそのカイロの強火担だったのです!
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ2話
翌日、アグネスは今までのことをしっかり覚えていることから自分が憑依したのではなく転生したことを理解します。
思い出した過去はカイロに辛くあたる場面ばかりで、いっそ最初からのほうが良かった…と思いますが、それでカイロと仲良くなることを諦めるということはありません。
カイロは皇室所属の騎士団長だったが、制御不能の問題児ばかりいる黒の騎士団所属だったため差別をうけていました。
そんなカイロの姿が「私」には自分と重なって見え、どうしてもハマってしまったのです。
原作の展開だと未来でカルロは国の平和のために死にゆく運命でした。
カルロはレイモンドの代わりに自ら犠牲になるべく志願したのですが、それはどんなにもがいてもレイモンドに勝ち英雄になれることはないを思い知ってしまったから。
アグネスはそんなカイロの未来を変えることを決意します。
しかし、そんなアグネスの気持ちと裏腹に現実はうまくいきません。
原因は今までのアグネスとカイロの関係にありました。
カイロ自身もアグネスが自分に処罰を与えるものだと思っており、アグネスの望む関係を築くのはなかなか難しそうです。
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ3話
処罰として騎士団をやめることも辞さないカイロに、アグネスはお互い昨日のことはなかったことにしようといいます。
言いたいことはいろいろあるけれど、急に態度を変えると気が狂ったと思われるため隠れヲタとしてゆっくり距離をつめることにしたのです。
一方でカルロはいつも犬猿の仲であるアグネスが自分のことばであたふたする姿を見て悪くないと微笑みます。
その数日後、アグネスは自分の行いによる評判の悪さに悩んでいました。
評判の悪い自分がカイロに近づくことで、カイロに与える悪影響を考えていたのです。
なぜならば、もうすぐある出来事が起こることを知っていたからです。
それは、奈落の底まで評判の落ちたアグネスを一旦首都から遠ざけるというものでした。
しかしカイロと離れたくないアグネスはそれを拒否します。
皇帝は別の方法のけじめとしてアグネスに黒の騎士団の魔導士になることを任命するのでした。
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ4話
王宮の舞踏会ではアグネスの黒の騎士団入りの噂でもちきりでした。
その舞踏会には白の騎士団の姿もありました。
主にシリウス、ヒューゴ、ダイアナ、ヘイゼル、そして聖女リリアーナです。
リリアーナはもとは平民だったものの啓示を受け聖女になったのでした。
聖女になったことで人々から敬愛と熱狂を受けたリリアーナは次第により高い地位を渇望するようになったのです。
そんなリリアーナは、自分にふさわしい男は帝国に二人しかいないと考えていました。
皇太子であるデミアンと白の騎士団団長のレイモンドです。
一方。
アグネスはカイロが団長を務める黒の騎士団に入ることを楽しみにしていました。
今の平和が束の間であること、これから現れる悪魔の出現場所を知っているアグネスは、その功績をカイロに譲る計画を立てます。
そんなアグネスのもとに兄であるデミアンが訪れたのでした。
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ5話
娘を心配する皇帝に頼まれてアグネスの元を訪ねるデミアン。
デミアンはアグネスに軽率な行動ばかりすると良い相手は望めないこと、黒の騎士団の任務に誠実にあたるように言って去ります。
アグネスはそんなデミアンの態度に腹を立てますが、明日からの黒の騎士団所属を思い機嫌を直すのでした。
翌日、アグネスを待つカイロは皇帝との会話を思い出していました。
皇帝はアグネスが騎士団の仕事をしないのはわがままなわけではなく、心が弱く人の死に敏感なためだと告げていました。
しかし、いつまでも甘やかしてばかりではいられないのでカイロに人生が甘くないことを教えてやってほしいと望むのでした。
それはつまり、アグネスを皇女扱いではなく末端の部下として扱ってよいということです。
カイロはアグネスが黒の騎士団に来るわけがないと思っていましたが、予想を裏切りアグネスが現れたことに驚くのでした。
皇女様はオタバレしたくありませんネタバレ最終回結末!


「皇女様はオタバレしたくありません」のコミックスは日本ではまだ連載中です。
しかし原作の韓国小説では最終話をむかえています。
アグネスは本来の物語でカルロが死んでしまう「亀裂の根源」を消滅させるため、自らの命を犠牲にするのです。
アグネスの死はカルロに衝撃を与え、カルロ自身もアグネスの後を追うために自殺をしようとします。



カルロは自分がアグネスを愛していることに気づくんだね
しかしカルロの血に聖物が反応し古代神が呼び覚まされ、1つだけ願いをかなえてくれることとに。
カイロは何も迷わず、アグネスを復活させることを選びます。
アグネスは生き返り、カイロの想いと努力により二人は心を通わせハッピーエンドです。



無事ふたりは結ばれるんだね!
皇女様はオタバレしたくありませんの口コミ感想





悪役令嬢ものや転生ものはブームだから、いろいろなパターンがあるけれど、推しキャラに会いたくて転生!というのは珍しいパターンじゃないかな?
最初から推しの幸せのために行動するアグネスの行動がパワフルでよかったね。
カイロもそんなアグネスにだんだんほだされちゃって、素直なところがよかったよ!



カルロを知ってるからこそすべてを受け入れるアグネスと、アグネスの意外な部分を知って惹かれていくカルロの関係がだんだん変化していくのが良かったね。
なにかとネガティブになりがちなカイロだけど、アグネスのおかげで自信もついて本来の自分を取り戻したね。



アグネスとカイロの関係もいいけど、とある事件をきっかけにアグネスからの思いに嫌気がさしていたはずのレイモンドが、逆にアグネスへ傾斜していくの。
三人の三角関係もアグネスがカイロ推しになることでだいぶかわるよね。
光側のレイモンドが今まで冷たくしていたアグネスに傾いて曇っていくのがいいね。



絵がとってもきれいなのでおすすめです!
主人公のアグネスやヒーローのカイロ、イケメン役のレイモンドももちろんかっこいいんですが、他の女の子たちもとってもかわいいです。
絵で購入しても損ないですよ!
まとめ


『皇女様はオタバレしたくありません』について、あらすじやネタバレ、最終回結末まで解説してきました。
推しのいる世界に転生した主人公が、どんなふうに過ごすか楽しみですね。
アグネスの推しのカイロは、孤独ゆえにレイモンドを憎んでいました。
そんな憎しみから、アグネスはカイロを解き放つことができるのでしょうか。
『皇女様はオタバレしたくありません』は連載が続いている漫画です。
少しずつ漫画を読むのもいいですが、いち早く先が読みたい場合は読みたい場合は、韓国版を読んでくださいね。
今回は冒頭の内容だけ紹介させていただいたので、ぜひ続きをお楽しみください。