この記事では「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」のネタバレ全話と、最終回の結末についての考察を解説していきます。
本作の主人公は、自立した女性でありながら、夫ジャックの横暴に苦しめられる帽子店オーナーのガブリエル。
愛人を作り、店の資金まで奪うジャックに離縁を叩きつけ、逆境から立ち上がる彼女の姿は読者の心を打ちます。
物語の見どころは、ガブリエルがどのように才能を発揮し、成功をつかむのか、そして最終回の結末で彼女がジャックやロザリーにどのような決着を見せるのかという点です。
この記事では、そんな「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」のネタバレ全話と、最終回の結末についての考察をお届けします。
ぜひ最後までお楽しみください。
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能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ全話!
それでは、さっそく能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ全話していきます!
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ第1話
ガブリエル・レ・バルサンは貴族の婦人でありながら、「ガブリエル帽子店」という自身の店を運営して成功を収めています。
新作商品は飛ぶように売れ、貴族が商売なんて…と陰口を叩かれながらも、彼女の才能は誰も否定できないほどのものです。
そんな中、夫ジャックが事業のためと称して、生地の仕入れ資金を勝手に持ち出してしまいます。
帰宅後、ジャックに問い詰めると、恋人を妊娠させたことを明かし、「その子に家を継がせる」と宣言。
さらに店を自分のものにするとまで言い出します。
結婚当初から浪費癖が酷く、家計に一銭も入れなかったジャック。
一方、ガブリエルは実家の侍女から学んだ仕立て技術を生かし、手作りの帽子で商売を始め、ついには自身の店を持つまでに至っていました。
しかしジャックの行動に耐えかねたガブリエルは、反抗するも手を挙げられる始末。
彼女はついに「離縁」を宣言します。
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ第2話
翌朝、ガブリエルは髪をバッサリ切り落とし、開店準備を始めていました。
驚く従業員たちに理由を尋ねられると、髪を売って生地を仕入れる資金を作ったと明かします。
さらに、離縁され3か月以内に家を出ることになったと話すガブリエル。
しかし、彼女には次の一手がありました。
これから訪れる夜会シーズンを利用し、貴族たちに帽子を売りまくる作戦です。
その間に新しい店舗を見つけ、事業を続けると宣言。
従業員たちもガブリエルの決意に賛同し、全力で協力することに。
さらに、従業員のミシェルが試作した靴を新商品として加えることに決め、大繁盛の兆しを見せる店。
しかしその様子を見て、ジャックが店に様子を見に来ます。
ガブリエルは毅然とした態度でジャックに対応しますが…。
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ第3話
ジャックの恋人、ロザリーが現れ、自分が妊娠していると主張。
ガブリエルは特に悔しがることなくおめでとうと祝福の言葉を告げ、ロザリーに日傘をプレゼントします。
ロザリーはガブリエルの対応に困惑するも、ジャックは来月には家を出ろと騒ぎ立てます。
実はガブリエルには意図がありました。
ジャックが男爵として広い交友関係を持っている以上、争えば店への嫌がらせが増える危険性があるため、好意的に接することでトラブルを避けようと考えたのです。
しかし、ガブリエルの心の中ではいずれ成功してジャックを叩き潰すと決意していました。
その夜、ロザリーはガブリエルの対応に不満を持ちますが、そこへ貿易省のニッキー・カートライトがガブリエルを訪ねてきます。
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ第4話
貿易省のニッキー・カートライトがガブリエルを訪ねてジャックの家を訪れる。
しかし、そこにガブリエルはおらず、代わりにロザリーがおいしい話かもしれないとガブリエルのふりをして対応します。
ジャックがロザリーを妊娠させたことをきっかけに、ガブリエルが離縁してすでに家を出ているためです。
ニッキーの要件は、ガブリエルの店の商品を独占的に取り扱いたいという商談の話でした。
ロザリーは、この話が大金を手に入れるチャンスと考え、ガブリエルに成り代わって話を進めることに。
帽子を大量に発注される話に便乗し、勝手に注文を受けるロザリー。
その横でジャックは平民出身のニッキーを馬鹿にしますが、ロザリーはジャックの態度を睨みつけ、ニッキーへの好感度を下げないよう取り繕います。
一方その頃、ガブリエルは新店舗物件を探すため王都へ向かっていました。
帰りの汽車の中で、ジャックの名前を出して話をしていたことがたまたま聞こえ会話に参加し、偶然ニッキーと初めて顔を合わせることになります。
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるネタバレ第5話
汽車でニッキーと初対面したガブリエル。
自分が店のオーナーであることを明かし、ジャックと離縁していることを証明するため、身分証明書と営業許可証を提示します。
これにより、ニッキーはジャックの家で出会った「ガブリエル」がロザリーのなりすましだったことを知ります。
しかし、ニッキーは怒るどころかここでガブリエルと出会えたのは運命だと受け止め、前向きに商談を進める提案をします。
カートライト商会でガブリエルの商品を扱いたいという申し出に対し、ガブリエルは喜びつつも、ロザリーとジャックと交わした契約はそのままにしておいてほしいと頼みます。
この依頼にはガブリエルの別の意図が隠されている様子。
翌朝、従業員たちに300個の発注を受けたことを伝え、全員でこのチャンスを絶対に掴むと意気込むガブリエル。
一方、ロザリーはガブリエルの店を奪うための計画を密かに進めていました。
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるの最終回結末はどうなる?
「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」は、ジャックの横暴に耐えかねたガブリエルが自立し、新たな未来を切り開く姿が描かれています。
そのため、最終回の結末もガブリエルが完全に自立し、かつての夫ジャックや愛人ロザリーに圧倒的な差をつけて勝利を収める展開が予想されます。
考察としては以下のような結末が考えられるでしょう。
帽子店のさらなる成功
ガブリエルの帽子店がこれまで以上に繁盛し、王都を中心に評判が広がる可能性があります。
ニッキーの協力を得て、商会との契約を拡大させることで、ガブリエルは貴族だけでなく広く一般市民にも愛されるブランドを確立するかもしれません。
ジャックとロザリーの没落
ジャックとロザリーは、ガブリエルの成功に嫉妬し、さらなる妨害を仕掛ける可能性がありますが、それが裏目に出て二人の地位や評判が崩壊する展開も考えられます。
例えば、ガブリエルがジャックの不正を暴露し、男爵としての地位を剥奪させるような形で因果応報を描くかもしれません。
ガブリエルの新たな恋の予感
ニッキーとの交流が深まる中で、彼がガブリエルの良きビジネスパートナーとしてだけでなく、新たな恋愛関係に発展する可能性も十分にあります。
物語のテーマが「自立と成長」であるため、ガブリエル自身が強い女性として成功しつつも、新たな幸せを掴むエンディングになると予想されます。
女性たちへの希望の象徴に
ガブリエルの奮闘は、男尊女卑の社会の中で生きる女性たちへの希望を与える象徴的な結末となるでしょう。
彼女が築き上げた成功と地位が、他の女性たちの生き方や未来を変えるきっかけとなるエンディングが描かれるのではないでしょうか。
能ある夫人は離縁届けを叩きつけるの原作はなろう?
「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」は、コミックルームで制作された桃月はち先生の漫画作品です。
コミックルームは、自社で企画・シナリオを内製しているため、今回の作品もなろう系(小説家になろう発)ではなく、完全オリジナルの企画として制作された可能性が高いです。
コミックルームとは?
コミックルームは、数々のヒット作を手掛けてきた漫画家や編集者が集結した制作チームです。
シナリオに自信がない漫画家でも安心して制作に集中できる環境を整え、企画・シナリオを内製することで、オリジナルの漫画作品を世に送り出しています。
また、同社の特徴として、原稿料の「当月支払い」や「最低報酬保証」など、漫画家をサポートする体制が整っている点も挙げられます。
なろう原作との違い
近年、「なろう系」と呼ばれる小説投稿サイト「小説家になろう」からコミカライズされる作品が増えています。
しかし、「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」は、なろう発の作品ではなく、コミックルームが企画・制作した完全オリジナル。
この点で、ほかのなろう原作作品と異なり、漫画としての完成度や独自の世界観が大きな魅力となっています。
まとめ
今回は、「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」のネタバレ全話と、最終回の結末についての考察をお届けました!
「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」は、夫ジャックに裏切られながらも、ガブリエルが自らの力で成功をつかむ姿を描いた感動作です。
帽子店を経営するガブリエルが離縁を決意し、人生を切り開くため奮闘する物語は、多くの読者に勇気を与えます。
最終回の結末では、彼女がジャックや愛人ロザリーをどのように見返し、自分の夢を叶えるのかが見どころです。
「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」のネタバレ全話を通して、ガブリエルの逆境に負けない力強い生き様をぜひご覧ください。
ここまでは、「能ある夫人は離縁届けを叩きつける」のネタバレ全話と、最終回の結末についての考察をお届けました!