『戦国妖狐』のアニメ１期が終了し、2024年7月より第2期の放送されます。
全3期構成で制作されており、『戦国妖狐』は、水上悟志先生による完結済みの漫画が原作で、全17巻が発売されています。
水上悟志先生は、「惑星のさみだれ」の作者としても知られ、その作品も2クールにわたって放送されました。
アニメ第2期が始まるにあたり1期を視聴したファンの一部では、「面白くない」「つまらない」といった評価も存在します。
どのような人気作品でも、ネガティブな評価や賛否はありますが、一体どのような内容なのか『戦国妖狐』が好きなファンにとっては気になる評価です。
そこで当記事では、『戦国妖狐』のアニメは「面白くない」「つまらない」と言われる理由についてまとめています。
- 『戦国妖狐』について
- 『戦国妖狐』は「面白くない」「つまらない」と言われる理由について
- 『戦国妖狐』の評判について
編集部：仁芭
『戦国妖狐』について
画像引用：TVアニメ「戦国妖狐」公式サイト
『戦国妖狐』は、水上悟志が創造した日本の漫画で、2008年2月に『月刊コミックブレイド』で連載が開始され、2016年に完結しました。
物語は1564年の戦国時代を舞台に、人々と共に暮らす魑魅魍魎・妖怪たちが存在する世界です。
200歳の妖狐・たまと、仙術を使う人間嫌いの少年・迅火が義姉弟となり、「世直し姉弟」として旅をしています。
二人は人々を苦しめる妖怪、障怪を退治するが、途中で断怪衆という僧兵集団と遭遇。
集団は人間と妖怪を融合させた霊力強化改造人間を使って障怪に立ち向かっていました。たまと迅火は、非道な行いに反発し、断怪衆の拠点に挑むことに。
彼らは剣士の雷堂斬蔵や四獣将といった強敵と対峙しながら、正義を貫くために戦います。
アニメは第1期が2024年1月から放送開始され全3期構成です。
第2期が2024年7月から放送開始、第3期は未発表です！
戦国妖狐は「面白くない」「つまらない」と言われる理由について
2024年1月からスタートした戦国バトルファンタジーアニメ『戦国妖狐』は、水上悟志先生のコミックス『惑星のさみだれ』の原作者による作品です。
現在放送中の第1部では、人間を嫌う仙道の山戸迅火（声 – 斉藤壮馬）と人間を愛する妖狐のたま（声 – 高田憂希）が義姉弟として登場。
彼らが乱世を舞台に巨悪を討つ冒険を繰り広げています。
そんな戦国妖狐が「面白くない」「つまらない」と言われる理由について調査および解説を以下の内容でまとめています。
- 王道なストーリー展開
- ストーリー構成がイマイチ
- アニメ1話でつまらない
- 前作の評価が低い
- 作画が古い
王道なストーリー展開
アニメ『戦国妖狐』の魅力は、確かにその王道のストーリーラインにありますね。
主人公の迅火と彼の仲間たちが、道中で様々な敵「闇（かたわら）」を倒しながら力をつけていく様は、多くのファンタジー作品と共通するテーマです。
途中で迅火が闇堕ちする展開も含め、パワーアップや目的の変遷を経てラスボスとの決戦に挑むという流れは、見る者に安定した面白さと緊張感を提供します。
ありふれた王道展開が「面白くない」「ありきたり」という声があります。
しかし、その王道をどのように描き、どのような新しい要素を加えるかが、作品の魅力を左右するポイントです。
『戦国妖狐』では、キャラクターたちの個性や彼らの成長が物語に深みを与え、多くの視聴者が「王道だからこそ好き」と感じる理由になっているのかもしれません。
ストーリー構成がイマイチ
『戦国妖狐』は、その独特の世界観とストーリーテリングで一部の視聴者からは批判的な声も上がっています。
特に第1クールである「世直し姉弟編」については、以下のような意見が見られます。
- 世界観の理解に苦労 – 多くの視聴者がアニメの世界観を理解するのに苦労しており、序盤の展開がわかりにくいと感じています。これが物語に没入するのを妨げているようです。
- ストーリーの運び – ストーリーの展開や見せ方について、多くの視聴者が「もったいない」と感じています。素材は伝統的な少年漫画の要素を多分に含んでいるものの、ストーリーが生きてこないため、面白さが伝わりにくいという声があります。
- 前作品との比較 – 以前の作品「惑星のさみだれ」に対する不評が影響しているようで、その影響で新作に対する期待感が低まっているという意見もあります。
- キャラクターの活用不足 – 登場するキャラクターは魅力的ですが、彼らを生かしきれていないとの評価が多く見られます。特にキャラクターとストーリーの結びつきが弱いと感じる視聴者が多いです。
- 続投の意欲 – アニメは3クールが予定されているものの、初期の段階でのがっかり感から、継続して視聴するかどうかを検討しているファンが少なくありません。評価が改善されれば再びチャンスを与えようとする声もありますが、それには内容の向上が必須です。
『戦国妖狐』は、素材や制作のクオリティには問題がないものの、ストーリーテリングの面での課題が多く指摘されています。
今後の展開や改善が視聴者の関心を引き戻すかが鍵となりそうです。
アニメ1話でつまらない
アニメは1話から3話までが原作の第1巻をカバーしており、その時点で視聴を続けるかの判断がしやすいです。
しかし、1話を見ただけ「つまらない」と感じ視聴を辞めてしまう視聴者が多いようです。
特に第3話では、迅火の過去や人間と妖怪たちの複雑な関係が描かれ、物語が一気に奥深くなりました。
ネット上では「初めは平凡だが、3話で急展開を迎えて引き込まれた」という意見が多く見られます。
中でも第7話は物語のターニングポイントとして、その衝撃的な展開で多くの反響を呼んでいます。
アニメは、水上先生の作品ならではの魅力とともに、どのような展開を見せるかが注目されています。
前作の評価が低い
前作『惑星のさみだれ』は、残念ながら期待に応える結果を得られませんでした。
当作品は連続2クールで完結まで放送されたにも関わらず、作画の質の低さが主な批判の対象となりました。
これが、作品が期待外れの評価を受ける大きな理由の一つであったと考えられます。
同様に、『戦国妖狐』に対しても評判が芳しくない部分がありますが、作画に関しては『惑星のさみだれ』とは異なり、質が高く美しいと評価されています。
しかし、ストーリーに関してはやはり弱点とされ、内容がイマイチだとの声が多く挙がっています。
両作品ともに異なる側面で批判を受けており、特にストーリーの面で改善が求められている状況です。
作画が古い
『戦国妖狐』の作風について、一部の視聴者からは古臭さを感じるという意見があります。
言葉遣いやキャラクターの立ち位置が一昔前の作品を彷彿とさせるため、爽快感やメッセージ性を求める現代の視聴者には物足りなさを感じるかもしれません。
加えて、キャラクターデザインも従来のスタイルに固執しており、新鮮味を欠くとの声もあります。
これらの要素が、特に新しいファンには受け入れられにくい理由となっているようです。
しかし、レトロな少年漫画の雰囲気を楽しむことができるファンもいるため、好みが分かれるところです。
『惑星のさみだれ』のような過去の作品が作画の問題で振るわなかった経緯もあり、今回のアニメ化でどのように受け止められるかが注目されています。
時代は絶えず変化しており、新旧のファンの間で感じ方の違いが出るのは自然な流れかもしれません。
戦国妖狐の高い評価
『戦国妖狐』はそのユニークなキャラクターと物語で多くの視聴者から高い評価を受けています。
特に第1クールである「世直し姉弟編」において、その面白さと感動的なシーンが注目されています。
独特の世界観と魅力的なキャラクター、そして斉藤壮馬さんをはじめとする声優陣の素晴らしい演技により、多くの視聴者から好評を得ています。
当アニメは、今後も多くの視聴者を引きつけること間違いなしです。
実際に高い評価を受けている内容を以下の順で解説していきます。
- 面白さとキャラクターの魅力
- コメディとシリアスのバランス
- 声優の演技とキャラクターの一致
- 配信サービスやSNSでの評価は？
面白さとキャラクターの魅力
当アニメは、その面白さと共に、キャラクターたちが放つ独特の魅力で多くのファンを魅了しています。
特に、姉上というキャラクターの可愛らしさや、彼女が放つ重要な台詞「他人の救い手に万能を求めるな！救われんことに他を憎む暇があったら自らが万能の救いたるを目指せ」という言葉は、多くの視聴者に感銘を与えています。
コメディとシリアスのバランス
『戦国妖狐』は戦いやシリアスなシーンが多い一方で、コメディー要素もふんだんに含まれています。
バランスが良く、つらい場面だけでなく、楽しく見ることができる点が高く評価されています。
声優の演技とキャラクターの一致
特に注目されているのは、迅火役の斉藤壮馬さんの演技です。
彼の丁寧なしゃべり方や声のトーンがキャラクターの雰囲気に非常に合っており、迅火というキャラクターをさらに魅力的にしています。
斉藤壮馬さんはその演技の幅が広く、シリアスからミステリー、コメディまでさまざまな役をこなすことができる点も、彼の演技をさらに引き立てています。
配信サービスやSNSでの評価は？
『戦国妖狐』のアニメ化に関する全体的な受け止め方は、Amazonプライムでの評価が☆4.1と比較的高いものの、レビュー件数が少ないため信頼性に欠ける面があるようです。
当作品はまだ十分な知名度を得ていないためか、X（Twitter）での公式フォロワー数も1.2万人と少なめです。
しかし、アニメが完結まで制作されることが決まっており、点は評価されるべきです。
完全アニメ化される作品は珍しく、その事実が原作の人気を物語っています。
まとめ 戦国妖狐のアニメは面白くないつまらないと言われる理由は？評判まとめ
今回は、戦国妖狐のアニメは面白くないつまらないと言われる理由や評判についてまとめました。
- 王道なストーリー展開
- ストーリー構成がイマイチ
- アニメ1話でつまらない
- 前作の評価が低い
- 作画が古い
- 面白さとキャラクターの魅力
- コメディとシリアスのバランス
- 声優の演技とキャラクターの一致
2024年7月から2期がスタートするため、今後も戦国妖狐のアニメは面白くないつまらないと言われる理由や評判についてまとめて最新情報をお届けします。
