『怪獣8号』のアニメ化に関する情報が話題となり、アニメが放送開始される2024年4月以降、原作の状況についても関心が集まっています。
インターネット上では、漫画が「完結」や「打ち切り」といった言葉が見られましたが、現状(2024年6月時点)では『怪獣8号』は打ち切られても完結してもいません。
このような誤解が生じているのか理由が気になります。
その他にも、「テンポ悪い」「面白くない」と言われる始末です。
その背景には、漫画の最新刊の内容が影響している可能性があります。
そこで、この記事ではなぜ『怪獣8号』が打ち切りや完結と誤解されるのか、「テンポ悪い」「面白くない」と言われる理由を最新のストーリーラインを参考に詳しく解説していきます。
- 怪獣8号が打ち切りと言われる理由は?
- 怪獣8号「テンポ悪い」「面白くない」のか
- 怪獣8号は完結したのか
結論!怪獣8号は打ち切りとなってしまったのか?
画像引用:怪獣8号 テレビ東京アニメ公式
「怪獣8号」は、2024年7月現在、打ち切りになっていませんし、まだ完結していません。
この作品は少年ジャンプ+で引き続き好評を博している連載中の作品です。
原作は松本直也先生によるもので、架空の日本を舞台にした怪獣が頻繁に出現する世界を描いたバトル漫画です。
ウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で2020年7月3日に連載がスタートし、現在までに単行本は12巻が発売されています。
この作品は、そのユニークな設定と緊迫感あるストーリーで多くの読者に支持されています。
怪獣8号の打ち切りの可能性はあるのか?
『怪獣8号』がジャンプ+の看板作品であるにもかかわらず、打ち切りとなる可能性はあるのでしょうか。
打ち切りの理由となった噂に根拠はないため、現時点では打ち切りの可能性はほぼ0%です。
『怪獣8号』は「SPY×FAMILY」と並ぶジャンプ+の主力作品であり、金曜日の更新時にはランキング1位を獲得するのが常で、『SPY×FAMILY』や『推しの子』といった他の人気アニメ化作品と比べても視聴数は決して劣りません。
現在は隔週での連載となっていますが、それでも他の週刊連載作品と比較しても注目度は高く、国内外からの支持も厚いです。
これらの事実を踏まえると、『怪獣8号』の打ち切りリスクは非常に低いと言えるでしょう。
怪獣8号が打ち切りと言われる理由は?テンポが悪いから?
「怪獣8号」に関する打ち切りの噂が広まった一因として、更新の不定期でテンポが悪いことが挙げられます。
当初は毎週金曜日に連載されていたこの作品ですが、作品を描き溜めるストックが尽きた結果、作者の松本直也先生が隔週更新に切り替えることを決めました。
松本先生は「3話を描いた後に1回休む」というペースでの作業を望んでおり、休載日には「怪獣百景」というイラスト集が掲載されることになりました。
一度に約1ヶ月の休載を取ることもあり、2022年1月には新たな展開を練るために連載を中断しました。
このように連載のペースが不定期でテンポが悪いということが、読者に不安を与え、打ち切りの憶測を呼び起こしたのです。
怪獣8号が打ち切りと言われる理由は?面白くないから?
「怪獣8号」がつまらないと言われる主な理由には、ストーリーの進行が遅いことが挙げられます。
多くの読者が、物語の進展が停滞することに対してフラストレーションを感じており、特に隔週連載であるために物語のペースがさらに遅く感じられるようです。
先ほどの「テンポが悪い」という内容に共通する部分がありますね。
例えば、主人公カフカがヒロインを助けに行くシーンが設定されたものの、その後の展開がなかなか進まない点が不満の声として上がっています。
また、シリーズの初期にはユニークだったカフカの「怪獣の掃除屋」という設定が途中でほとんど活用されなくなったことも、物語の魅力が低下してしまった一因と見られています。
これらの要素が複合して、「怪獣8号」が面白くないと感じる読者が増えているのです。
怪獣8号が打ち切りや完結という噂はどうして出てきたのか
ではなぜ、打ち切りや完結という噂が出てきてしまうのか、その理由を次の順に説明していきます。
- 理由①更新頻度
- 理由②販売数が落ちた
- 理由③検索時の予測検索候補
- 理由④批判が多い
- 理由⑤松本先生の過去作
怪獣8号は打ち切りと言われる理由①更新頻度
『怪獣8号』は、元々毎週金曜日に更新される予定でしたが、ストックの不足により、作者の松本直也先生が隔週更新に切り替えました。
先生は「3話を描いた後に1回休むペース」での更新を希望しており、休載期間中には「怪獣百景」というイラスト集を掲載することになりました。
しかし、2022年1月には新たな展開の準備のため、約1ヶ月の休載を行いました。この不定期な更新スケジュールが打ち切りの噂につながりました。
さらに、単行本の発売ペースにも影響が見られます。以前は3ヶ月ごとに定期的に発売されていた単行本が、休載の増加により現在は4ヶ月から5ヶ月ごとのペースに変更されました。
この変更を知らない読者が発売予定月に新刊を見つけられなかったため、漫画が打ち切りまたは完結したと誤解する事態が発生しました。
このように、『怪獣8号』の更新頻度の変更と単行本発売の遅延が、ファンの間で不安や打ち切りの噂を引き起こしています。
怪獣8号は打ち切りと言われる理由②販売数が落ちた
以前は3ヶ月ごとに定期的に発売されていた『怪獣8号』の単行本ですが、休載を挟むことが多くなった影響で、現在は4ヶ月から5ヶ月のペースで発売されるように変わりました。
この変更に気付かず、発売予定月に新刊が見当たらないため、一部の単行本を好む読者たちは漫画が打ち切りや完結したと誤解する事態が発生しています。
怪獣8号は打ち切りと言われる理由③検索時の予測検索候補
『怪獣8号』の打ち切りに関する噂が広まる原因の一つとして、Googleの予測変換機能が挙げられます。以下のような悪循環が生じたとされています。
初めに、作品の更新頻度の変更、単行本の発売ペースの減速、そして物語の魅力の低下という3つの理由が、一部のファンの間で打ち切り説を引き起こしました。その結果、不安に駆られたファンが「打ち切り」というキーワードで検索を行うようになりました。
この検索行動が予測変換に反映され、「打ち切り」という言葉を目にした他のユーザーも同様の疑問を持ち始めます。「本当に打ち切りになったのか?」や「アニメ化はどうなるの?」といった不安が広がり、更に多くの検索がなされるという状況が生まれました。
この連鎖が噂を加速させ、より一層打ち切り説が広まる原因となったのです。
怪獣8号は打ち切りと言われる理由④批判が多い
「怪獣8号」については、連載が進むにつれて、一部のネットユーザーから「途中から微妙」「評価されすぎ」「繰り返しのパターンが多い」といった批評が見られるようになりました。
これらのコメントは、作品の人気が低下しているという認識を広げ、一時期は作品が打ち切りに向かうのではないかという憶測が出回り噂が広まったと考察しています。
怪獣8号は打ち切りと言われる理由⑤松本先生の過去作
「怪獣8号」の打ち切り説が浮上する一因として、作者である松本直也先生の過去の作品が打ち切りになった経歴が挙げられます。
松本先生は以前、2009年に「週刊少年ジャンプ」で「ねこわっぱ」という作品を連載していましたが、これはわずか13話で終了しています。
さらに、その後「少年ジャンプNEXT」で発表された読切作品「ポチクロ」は、ジャンプ+で短期連載され、全4巻で完結しています。
これらの経験から一部では、「怪獣8号」も打ち切りの運命を辿るのではないかという懸念が囁かれていました。
しかし、過去の作品の結果が必ずしも未来の作品に影響を及ぼすわけではないため、「怪獣8号」が同じ道を歩むとは限りません。
実際、現在のところ「怪獣8号」は順調に連載を続けており、過去の作品の結果が直接的な影響を与えているわけではありません。
怪獣8号の最新刊は?
『怪獣8号』の最新12巻は22024年4月4日に発売されました。
怪獣8号シリーズは通常、4ヶ月から5ヶ月ごとに新しい単行本が発売されるペースを維持しています。
次の最新刊になる13巻は、2024年07月04日に発売されると予想しています。
ただし、『怪獣8号』は以前は毎週金曜日に更新されていましたが、2020年8月28日の更新から「3話を描いて1回休む」という新しいスケジュールが発表されています。
このため、原稿の準備が追いつかなければ、予定されている発売日に遅れが生じる可能性もあります。
この変更はシリーズの発行スケジュールに影響を及ぼすかもしれませんので、ファンは発売日のアップデートに注目する必要があるでしょう。
怪獣8号が完結するとしたら何巻?
『怪獣8号』は現在、非常に人気がある作品です。この作品が完結するとしたら、恐らくあと3年程度は必要でしょう。
まだ解決されていない伏線が存在すること、連載のペース、そして何よりもジャンプ+の主力作品としての地位を考慮すると、完結までの道のりはまだ長いと予想されます。
打ち切りのリスクは否定できませんが、作品を適切に締めくくるためには、少なくともさらに3年はかかると見込まれます。
まとめ 怪獣8号が打ち切りと言われる理由は?漫画は完結した?
今回は、怪獣8号が打ち切りと言われる理由を深掘りしつつ、漫画は完結しているのか「テンポ悪い」「面白くない」と言われる理由を考察を含め解説しました。
以下の内容が今回の記事のポイントとなります!
- 2024年5月現在打ち切りにはなっておらずまだ完結していません。
- 少年ジャンプ+で引き続き好評を博している連載中
- 打ち切りと言われる理由①更新頻度
- 打ち切りと言われる理由②販売数が落ちた
- 打ち切りと言われる理由③検索時の予測検索候補
- 打ち切りと言われる理由④批判が多い
- 打ち切りと言われる理由⑤松本先生の過去作
- 現時点では打ち切りの可能性はほぼ0%
- 次の最新刊になる13巻は2024年07月04日に発売されると予想
- 作品が完結するとしたら恐らくあと3年程度は必要
今後も、怪獣8号が打ち切りと言われる理由を深掘りしつつ、漫画は完結したのか「テンポ悪い」「面白くない」と言われる理由について最新情報が入り次第更新していきます。